日経先物の新たな消費者の支持
運用にしても、すべてが選択の連続。
だから、そういう時代に対応した組織、マネジメントシステム、あるいはスキルが必要なのです。
そのためには柔軟性も必要だし、組織もフラットでなくてはいけないし、個人の評価や待遇の仕方についても変えていく必要がある。
つまり、個性を評価できなくては機能しない時代なのだと思います。
欧州の場合はまだどちらかといえばコマーシャルバンキングが主体で、米国に比べるとかなり遅れている部分があると思います。
ここにきて、コマーシャルバンキングの収益をインベストメントバンキングに投資して、どのくらい儲かるかを模索しているといった状態です。
我々O銀行の例を見ますと、今後もコマーシャルバンキング主体で行き、その上で、インベストメントバンキングにも力を入れようとしているわけです。
ただ、経営の視点にはユニークなものがあります。
世界中の国に進出しているわけなのですが、いかに自分の銀行の支店が現地化できるかを考えているのです。
たとえば、ブラジルでは完全にローカルの銀行になりました。
米国ではイリノイ州にターゲットを定めて、州でナンバー1になるという作戦をとり、実現しました。
タイやインドネシアでも模索しています。
日本の市場はいま、外資系がロ−カルになれる−番のチャンスです。
投信や資産運用にスポットが当たっていますが、コマーシャルバンクとしては、リテールの商売でレンディングをやっていかなければ、本当の意味でロ−カルになれない。
両面でさまざまな提携を模索しながら展開していく方針です。
日本の銀行では、投資効率も含めてROEの概念が出てきました。
貸し渋りが問題になっていますが、当然のことです。
もっとそうなるでしょう。
我々外資系にとっても、ようやくレンディング市場が正常化してきたわけです。
米国だって40〜50%ぐらいは相変わらず間接金融なわけです。
そこに入り込もうではないか、と考えているわけです。
A木思うに、米国系の金融機関の戦略は、グローバル化と言っても過言では成功している外資系は元々そういう環境で戦ってきているわけですから、優位なわけですよ。
ない。
それに比べ欧州、特に大陸系の金融機関は総じてマルチ.ローカル戦略なのですね。
日本の海外戦略と違うところは、ROEが20%以上ないものは絶対やらないといったように、手を出す分野、出さない分野がはっきりしている。
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